はじめに
先日nVidiaから新ドライバが配布されました。
このドライバによって、今までRTXシリーズでしか対応していなかったリアルタイムレイトレーシングがGTX10シリーズ及び16シリーズ※1で対応したことになります。
そこで今回は、GTX1080でどれくらいの性能が出せるのか検証してみます。
※1:GTX1060(6GB),1060Ti,1070,1070Ti,1080,1080Ti,1660,1660Ti,TITAN X,TITAN XP,TITAN V
GTX1080でレイトレを体験してみる
検証するPC
今回の検証に使用するPCの主な構成です。
CPU | Ryzen7 1700X |
RAM | DDR4-2400 16GB |
GPU | GTX1080 |
ベンチマーク
まずはベンチマークを行います。
レイトレーシング用のベンチマークソフトとして3DMarkの「Port Royal」というテストがあります。
このベンチマークテストでは、DXR(DirectX Raytracing)に対応しているグラボであれば実行できます。
スコアは「1594」でした。
ベンチマーク動画はこちらから視聴できます。
検索してみると、RTX2060のスコアが約3800だったのでGTX1080と比較すると約2.3倍の性能差が出ています。
ゲーム
それでは続いてゲームを試してみます。
レイトレーシングに対応しているソフトはいくつかありますが、今回は
「Battlefield V」で検証します。
[※画像をクリックすると大きな画像が表示されます]
こちらはレイトレーシングをOFFにした状態です。
これでも十分綺麗ですが、反射の表現はイマイチです。
[※画像をクリックすると大きな画像が表示されます]
こちらがレイトレーシングをONにした状態です。
ちゃんと橋が反射されているのが分かります。
[※画像をクリックすると大きな画像が表示されます]
レイトレーシングをOFFにした場合とONにした場合では明らかに変化しているのが分かります。
しかし、フレームレートを見るとレイトレOFFの場合は90~100FPSで安定していたのに対し、レイトレONの場合は30~40くらいまで低下してしまいました。
BFの設定画面では品質を、低,中,高,最高と変更できるので処理を減らすことが出来ます。
フレームレートの違いや画質の違いは下記の動画内で説明しているので良かったら見てみてください。
まとめ
今回は、GTXシリーズでリアルタイムレイトレーシングを試してみました。
確かにレイトレを有効にすると綺麗なグラフィックになるのですが、処理が重たくなってしまい快適にゲームをプレイするのは厳しそうです。
綺麗なグラフィックで快適にゲームをプレイしたい方は素直にRTXシリーズのグラボを購入するのが良いでしょう。
関連記事
-
VRの最適な置き場所みーつけた!(ヘッドフォンハンガーを活用!)
目次1 はじめに2 購入した製品3 開封&組み立て4 VRを収納する5 まとめ はじめに みなさんはVRの置き場どうしていますか? 僕は今までそのまま机の上に置いていたのですが、使わないときは …
-
目次1 はじめに2 個人的におすすめなセール品2.1 Echoシリーズ2.1.1 Echo Flex2.1.2 Echo Dot 第3世代2.1.3 Echo Dot 第3世代 時計付き2.1.4 E …
-
目次1 はじめに2 準備2.1 必要なもの2.2 あると便利なもの3 いざ制作!3.1 ペーパークラフトをカット3.2 発光ユニットの製作3.3 プログラムの書き込み3.4 LED発光部分の加工3.5 …
-
目次1 はじめに1.1 DeviceManage1.2 CMS1.2.1 録画の各種設定1.2.2 基本設定1.2.3 画面設定1.3 カメラパラメーター2 まとめ はじめに 前回、防犯カメラを購入し …