パソコンやスマホに関することを気ままに書いていきます!

PC

Core iシリーズの最後についてるアルファベットって何?

投稿日:2019年5月29日 更新日:

スポンサーリンク

はじめに

CPUを購入するときに型番の最後についているアルファベットが何を意味しているのか気になったことはありませんか?
今回はデスクトップ版のCore iシリーズ以降でよく見るアルファベットについてまとめてみます。

種類

主によく見るアルファベットとして「無印/K/F/S/T」などがあります。

無印

通常版のCPUです。
メーカー製のPCに多く搭載されています。
絶対にオーバークロックをしないのであれば無印版を購入するのが無難だと思います。

K

倍率ロックフリーモデルです。
オーバークロック(以降OC)に対応しているので設定次第では性能を極限まで上げることができます。(消費電力や発熱の増加といったデメリットもあります。)
当たりのCPUが出るまで購入される方や、液体窒素を使ってCPUを覚醒させている方もいますね…
OCをするには対応したZシリーズのマザーボードが必要になります。
※OCは自己責任の行為です。

F

CPU内蔵グラフィック(iGPU)が無効化されたモデルです(企業向け機能もいくつか無効化されています)。
第9世代のCPUで登場しました。
映像出力をするには別途グラフィックでボードが必要になります。
Fなしモデルと比較すると価格差があまりないため、どうしてもFシリーズが欲しいという方以外には微妙です。

KF

倍率ロックフリーかつiGPUが無効化されたモデルです。
こちらは上記で解説したKシリーズとFシーリーズを合わせたモデルで、9世代CPUで初めて登場しました。
こちらもKシリーズと比較すると価格差はあまりないですが、OC耐性に強い個体が多いみたいです。

S

低電力モデルです。
クロックを下げることで消費電力が下がりました。
第4世代CPUまで採用されていましたが5世代以降(5世代のデスクトップ向けCPUはi7-5775C,i5-5675Cしかないので実質6世代以降)はTシリーズに置き換わっています。
TDPは65Wで当時の無印モデルより低くなっています。
TDP=消費電力ではないので注意が必要です。
後ほど解説するKSとは無関係です。

T

こちらも低電力モデルです。
TDPは35Wになり、従来の低電力モデルよりさらに低くなりました。

おまけ

KS

現時点(2019/05/29)ではi9-9900KSの1モデルしか発表されていませんが、このCPUは全コア5GHzで駆動する特別エディションのようです。

スポンサーリンク

-PC


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

AMDの次世代CPU Zen2のスペックがリーク!?

目次1 ついにリーク!?2 スペックについて3 買うの? ついにリーク!? AMDの次世代CPUであるZen2シリーズのリークらしき情報が流れていました。 AMD Ryzen 3000シリーズのスペッ …

【ベンチマーク】Ryzen9 3950X

目次1 Ryzen9 3950Xについて2 検証構成3 検証結果3.1 Cinebench R153.2 Cinebench R203.3 CPU-Z Ryzen9 3950Xについて Ryzen9 …

【ベンチマーク】 Celeron N4000

目次1 Celeron N4000について2 検証結果2.1 Cinebench R152.2 Cinebench R202.3 CPU-Z2.4 ドラゴンクエストX Celeron N4000につい …

2号機を組んだ時の話

先日、自作1号機についてとマザボを壊してしまった経緯について書きました。 今回は2号機を組んだときのことを書いていきます。 目次1 ワゴンセールで見つけたマザボ2 スペック2.1 マザーボード2.2 …

Macをバックアップする方法

目次1 はじめに2 TimeMachineでバックアップ2.1 必要なもの2.2 手順3 iCloudでバックアップ3.1 必要なもの3.2 手順4 まとめ はじめに 今回はMacのバックアップ方法に …

スポンサーリンク